クリスマスイブに思うこと

喪失経験者にとって、やはり淋しいクリスマスですね!
何回迎えてもクリスマスは淋しいイベントです。年末のこの時期は本当に孤独を感じさせられるシーズンですね。それに師走の除夜の鐘や年越しそばなどの
イベントが走馬灯のようにこころの中を駆け巡りますよ。だからこの時期になると憂鬱にならざるを得ません。日本には四季があるようにイベントも多いような
気がするのは私だけでしょうか?来年で喪失から7年目になります。何年経過しても心の中は昔と変わり映えありません。

皆さんはこの時期をどうのよう過ごされているのでしょうか?

グリーフアドバイス運営者 深井

グリーフアドバイスは喪失経験者からあなたへのアドバイスサイトです

精神科医トミーさんの喪失経験のお話です、悲しみを乗り越えるいいお話です。

今日もユーチューブ動画より良い動画がありましたので、紹介します。

タイトルはたった一つの悲しみの乗り越え方です

精神科医トミーさんは、30代の頃にお父様と奥様を亡くされています。その経験からの「悲しみの乗り越え方」です、本当にいいお話です。

 

この動画の中で精神科医トミーさんは、乗り越える唯一の方法は「乗り越えようとしない事」と、言われています。

そして、喪失の経験の跡の苦しみや辛さを、総括して人生の味と表現されています。

ユーチューブ動画もグリーフアドバイスのサイトよりリンクしています。

今回もすべてをお話すると、かなり長文になりますので私の運営するグリーフアドバイ

スのサイトで音声ファイルからテキストファイルに変換して掲載していますので、

グリーフアドバイスの悲しみの乗り越え方のページでご覧下さい。

グリーフアドバイス運営者 深井

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ご門徒さんとの一コマ法話「悲しみに暮れる母親」真宗大谷派僧侶 高科 修 さんを紹介します

私はこの動画を見て本当に母親というものは凄いと思います。私自身は母親の愛情を知りませんので、この和尚さんのお話の様な母親に 恵まれた人は本当にしあわせな人だと思いました。動画を見て頂ければ、和尚さんの語り口にきっと感動されると思います。

 

すべてをご紹介するには長文なので一部をご紹介します。

ここより引用

今もお話しいたしました通り、
目にいっぱい涙を溜めて、そしてまた時々
嗚咽しながら私の後ろで昇進を共に
読んでおりました。そして、終わった後、
今も申した通りお母さんはそうやって話し始めます。
そのお母さんに静かにお話しさせていただきました。
辛いし、思い出すし、当たり前やるね。ただ
厳しい言い方かも知らんけれど、その悲しさと寂しさは亡くならんよ。ずっとそれ持って生きていかんないよって、なんでかわかる。
それはあなたが母親だから。
引用ここまで

ここから法話の話は本当に母親の切なさを言われています。ただここからは長文になりますので、私のサイト、グリーフアドバイスのサイトでご覧下さい。

グリーフアドバイス運営者 深井

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善光寺・大久保瑞昭(ずいしょう)住職さんのお話です。喪失後の考えが変わるお話です。

大久保瑞昭住職さんが、ある喪の作業グリーフワークについてのテレビ番組を見られた時の感想を述べられています。住職さんのお話は私が過去にユーチューブや SNS、ホームページなどから得た情報の内容と一線を画す内容です。

本当に「そうだ、そうだ、」と思える内容です。私がこのグリーフアドバイスにも取り上げております 内容「立ち直り、適応」なども考え直さないといけないかなと思う内容です。


そしてこの動画は、現在喪失経験で悩まれている全ての方にお薦めしたい内容です。私自身もこの動画の内容でこころが軽くなりました。
主な内容は下記の通りです。全文はグリーフアドバイスのテキストページをご覧下さい。

一部引用ここから
まあ私は極論ですが、 死別の悲しみは乗り越えなければならないのだろうか 乗り越えなくてもいいのではないかと思っています。 死別の悲しみをきれいさっぱり忘れる必要があるんでしょうか。 死別の悲しみにどっぷり浸かっていてもいいんじゃないでしょうか。

誰とも会いたくない、外へ出たくないそういう状態が続いていても いいんじゃないでしょうか。 よく、私がこんなにくよくよしていたら死んだ人も喜んではくれない、 私が活き活きしていたら、故人も喜んでくれると言うことを聞きますが それもどうかなと思います。 大切な大切な人との別れですもん、それはずっと泣いていてもいいんじゃないでしょうか。 何年経とうが、何十年経とうが、泣いていてもいいんじゃないでしょうか。 なんだかねぇ、ポジティブにして活き活きとして輝いていなければならない、 それが正常な状態だという思い込みが強いんじゃないでしょうか。
引用ここまで

今までの立ち直りや適応すると言う考えて一線を画していると思います。全文は少し長文になりますので、グリーフアドバイスのサイトでご覧下さい。

グリーフアドバイス運営者 深井

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何年経過しても歳の瀬は本当に楽しく過ごせない季節になります

グリーフアドバイス運営者の深井です。喪失経験から早いもので足掛け六年目に入りました。何年経過しても歳の瀬が一番精神的に疲れる時期となります。


    中でも、特にクリスマスは何年経っても楽しめないイベントの一つです。やはり、あの音楽に有るのかも知れません。楽しい事は大好きだった私なんですが
    どうしてもクリスマスが楽しめない、つまらない人間になってしまったと思います。天国の愛する人を思う事は程度の差こそあれ、毎日、頭をかすめます。


    どんなに頑張っても、考え方を変えても頭から離れません。ですから歳末の環境はより一層その気持ちを高めてしまいます。だから立ち直りよりも、環境に
    適応が正しい喪失時の対処法なのかと思います。六年目の私ですらこうなんですから、年数を経過していない方を思うと本当に大変な事だと心が痛みます。


    でもね、私も喪失時は本当に辛い日々を過ごしましたよ。毎日毎日、一週間酒浸りで、何も食べずにお酒ばかりと言ってもビールばかりでしたからね。
    本当に良く吞みましたよ。350mlの缶ビールで朝から晩までそうですね、15缶位は吞んでいたと思います。吞んでは寝て、起きては吞んでましたね。  

 

 良く体がもったものだと自分でも関心しています。それでも、結果的には一週間で止める事ができましたが。今は、アルコールは止めました。吞めば辛く成る事が解っていますから吞めません。だから歳の瀬は本当に辛い時期なんです。それでも人生って生きていかなければ成らないのですね、生ある限りは。

グリーフアドバイス 運営者 深井
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生きていくあなたへ 日野原重明(著)から第4章の紹介です

今回は前回に引き続き「生きていくあなたへ」より、グリーフアドバイスとしてご紹介したい章がありましたのでご紹介します。この本の第4章です。この章は日野原さんへの質問から始まります。


突然の災害で家族を亡くしました。この悲しみを私は乗り越えていけるのでしょうか?
の問に、日野原さんが答えている第4章を引用します。

P117より引用
僕は、病気で亡くなった人をたくさん見て来たけれど、それだけでなく、戦争や災害、不慮の事故など、人間の理解では受け入れがたい死もたくさん見てきました。
「どうしてこんな目にあわなければならないのか」と納得しがたい気持ちになるような、人智を超えた出来事を、僕達人類はたくさん経験しています。神様の計画は、人間にはわかりません。

P118より引用
人間にはわからないけれど、すべてには神様の計画があると、僕は信じています。そして僕にそれを信じさせるのは、「神は超えられない苦しみは与えられない。そしてそのなかで逃れる道を与えて下さる」という聖書の言葉です。あなたは今悲しみの真っ只中にいて、一生自分は笑うことがないと思っているかもしれません。でも僕たち人間には、時間がかかっても必ず悲しみを乗り越える力が備わっています。綺麗な花を見たり、素晴らしい音楽を聞いたり、友達と心が通じ合えたり、そんな癒やしの恵みを味わうことで、生きて居て良かったなと思える瞬間が必ずやってきます。その時を信じて待つのです。「花は咲く」という歌がありますが、あれは僕の大好きな歌です。あの歌は、いつか花は咲くのだという事を信じているでしょう。あの歌ほど待つことを、優しく教えてくれる歌はないですね。


「花は咲く」 作詞:岩井俊二 作曲:菅野よう子<br>
真っ白な雪道に 春風香る わたしはなつかしい あの街を思い出す<br>

叶えたい夢もあった 変わりたい自分もいた<br>今はただなつかしい あの人を思い出す

誰かの歌が聞こえる 誰かを励ましてる<br>誰かの笑顔が見える 悲しみの向こう側に

花は 花は 花は咲くいつか生まれる君に<br>花は 花は 花は咲くわたしは何を残しただろう

夜空の向こうの 朝の気配に わたしはなつかしい あの日々を思い出す

傷ついて傷つけて 報われず泣いたりして 今はただ愛おしい あの人を思い出す

誰かの想いが見える  誰かと結ばれてる誰かの未来が見える  悲しみの向こう側に

花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に花は 花は 花は咲く わたしは何を残しただろう

花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に花は 花は 花は咲く わたしは何を残しただろう

花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に花は 花は 花は咲く いつか恋する君のために

P121より引用

もう二度と立ち上がれないと思っても、どんな戦地の跡にも必ず花が咲くのです。
今すぐには、あなたは実感するこどが出来ないかもしれない。けれども大丈夫です。僕もそうでした。  

聖書の言葉「神のなさることは、時にかなって美しい」とあるように、その美しい時が来るということを、あなたとともに信じたいのです。愛することは信じることであり、信じるということは待つということなのです。

引用ここまで

如何ですか、やはりクリスチャンの方の喪失の捉え方は、私たち凡人とは違うなぁと実感しました。そして信じることは待つことであると言う教えも、なかなかいい考えだと思いました。そうですね、やはり立ち直りを信じて自分の人生を生きる、そして前を向いて歩ける日を信じて待つことも大切なことであると思いました。

グリーフアドバイスには様々な喪失に関する情報も掲載しています。ぜひ、一度お立ち寄り下さい。

グリーフアドバイス運営者  深井

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孤独の解消の仕方を紹介します

今日は、ユーチューブ動画の生活に役立つメンタルヘルスさんの孤独の解消の仕方を紹介します。

この動画の解消法は5っ紹介されていますが、その内のひとつ4番をご紹介します。

ここより引用

4,職場以外の所属を作る
職場は利益を目的とする集まりです。会社が儲かることが活動の中心のため、人を
才能や実績だけで評価し、仲間同士の競争があります。

こうしたところに長く所属することは、心をすり減らしてしまいます。しかし趣味を中心とした集まりは、利害のない人間関係であり、生きがいを感じる居心地のよい場所となる可能性があります。職場の集まりだけでなく、趣味を中心とした集まりにも参加できたらいいでしょう。

引用ここまで

すべての解消法は長文のため、一部のみ紹介しております。

孤独解消法は全部で5っあります。グリースアドバイスのページにて、すべての方法と

ユーチューブ動画へのリンクも貼ってありますので、よろしくお願い致します。

如何ですか、この職場以外の所属を作るって、余り見かけない発想だと私は思います。

確かに、職場と言うところは利益を追求する場所ですから、どうしてもギクシャクして

も仕方の無い場所でしょうね。

だから、色々なコミュニティーに参加して、居心地の良い所属場所を見つけるのも孤独

から解放されるひとつの手でもあると言えるでしょう。

グリーフアドバイス運営者 深井

 

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