【今、この瞬間】に心を専念させる 超訳 ブッダの言葉 小池龍之介(著)より引用しています
「今、この瞬間」に心を専念させる
今日は、超訳 ブッダの言葉 小池龍之介さんの著書より 百七十番 相応部経典より取り上げます。ブッダの言葉に「今、この瞬間」に心を専念させるがあります。
170番の全文を引用します。過去を思い出して悲しむことなく、未来を空想してぼ
んやりもせず、ただ「今、この瞬間」へと 心が専念していれば、君の顔は活き活きとし
て、ぱーっと晴れやかになる。もしも君がうっかりさせて 、「去年の夏は楽しかったの
になぁ」とか、「来週はあの人に会えるかなぁ」とか、過去や未来という非現実に 心を
溺れさせるなら、やがて身も心もぐったりしてくる。まるで刈り取られたあとにしなび
始める草みたいに。
やはり、ブッダも遥か昔に過去や未来に思いを馳せて悩んではならないと、言っている
んですね。喪失の真っ只中に居る時は、過去や未来は何度も脳裏をかすめますよね。
そして懐かしむのが当然のようにやっていますよね。
でも、「今、この瞬間」へと心を専念しなさいと言う意味は、現実を生きろと言う事な
んですかね。しかし、喪失からの孤独感が強い時って、どうしても昔を懐かしみますよ
ね。なかなかブッダの言うようには行かないものだと思いました。でも、素直に参考に
はしたい言葉だと思います。 あなたは如何ですか?
グリーフアドバイス 運営者 深井